川から川へ。

東京―ロンドン 文化交流プログラムもファイナルプレゼンテーション。結果的に、川を川に還す試みとなりました。
そこには、僕の好きな鴨長明 方丈記の冒頭、「行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。世の中にある人とすみかと、またかくの如し。」の無常観を少なからず意識しました。どうしても「川」と聞くと頭に浮かぶのがこの世界観。僕たちは絶えず変化しながら進み続けているのです。
そしてここまで一週間、共に考え共に作業した仲間との生活も今日まで。またそれぞれの現実に戻って行くわけです。ただし、一週間前とは違った自分になって。
川で何かを落としたとしても、もう元の場所には拾いに戻れません。
こうして僕らは今日もたゆたっているのです。

乱反射ドライブ。

第２回「bicameral world ふたつでひとつのせかい。」〜乱反射ドライブ〜をApple Store Ginzaにて行いました。
１回目よりも多くの時間を割いて、みんなで意見を出し合った結果が少しはあらわれたでしょうか。間違いなく気持ちの上ではまとまってきましたが。
乱反射はしたけど、ドライブ感はもうひとつ、そんな感じでしょうか。

次回は来年1月12日(土)。
いよいよ担当は僕。
来年だなんて思ってるとあっという間に直前になっちゃうからなぁ、、、がんばろう。

打ち上げは、TWSの滝澤さんの送別会と合流。
いろいろとお世話になりました。
今後のご活躍をお祈りしています。

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乱反射ドライブ。

夜、深水社さんで第２回「bicameral world ふたつでひとつのせかい。」のための打ち合わせを行いました。
機材のことやら、各アーティストの映像のことやら、詰めの話し合い、と言ったところでしょうか。
ミーティングは毎回新鮮で、第２回もいよいよ。
楽しみです。

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bicameral world ふたつでひとつの世界

Apple Store Ginzaで、ビデオスクリーニングイベント「bicameral world ふたつでひとつの世界。」を行いました。
第１部は、佐原和人、十一、瀧健太郎、永岡大輔、松本力、カトウチカの順でそれぞれの映像作品のスクリーニング。
第２部は、松本力＋オルガノラウンジによる「世界はどこに向かっているんだではなく、ぼくはどこへ向かっているんだ」と題したパフォーマンス＆トーク。
今回はほとんど永岡くんやチカラさんにお任せしっぱなしだったのですが、これからこのイベントが回を重ねるごとに、大きな渦を作って行ければ良いなぁ、と思います。

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bicameral world ふたつでひとつの世界。

浦安での了徳寺大学の授業のあと、Apple Store Ginzaへ、今月末のスクリーニングイベントの打ち合わせにやって来ました。永岡くんを中心に、カトウチカさん、瀧さんと共に話をしていて、ついつい弾んで気付くと終電近く。。。
きっと、面白いイベントになりそうです。

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ふぃ〜

能天気さんを発見。。。

先月個展を行ったCOOLTRAIN GALLERYへ、会期終了後も引き続き展示していただいていた横幅3mの作品を撤収しに行ってまいりました。
会期終了から約一ヶ月、、、時間が経つのは早いなぁ。。。

そうそう、バルセロナの映像プログラム「VERTICAL」に選ばれたとのお知らせがあった。
世界各国からいろんな作家の映像作品が選ばれるんだけど、アーティストリストを見ると日本からは永岡くんと僕が選ばれていた。
開催が楽しみ！

http://www.vertical.cat/

でも、東京からバルセロナは遠いなぁ、、、行きたいけど。。。

Moving Metropolis.

青山の朝。結局スタジオで朝を迎えて、どこが境目かわからないまま「+hand」も５日目。
いよいよ今日がプレゼンテーション、と言うことでそのまま寝る間もなく仕上げにかかります。みんな疲労困憊、、、なんですが、１つのものに向かっているその集中力は数日前に初めて顔を合わせた仲間とは思えないくらい。本当に良い制作のプロセスを共有できた気がします。スタジオに鑑賞者が入った時の歓声が、それを証明してくれました。その場や時間を共有しなければ味わえない感覚や経験を得ることができました。
僕たちはこのプロジェクトを「Moving Metropolis」と名付けることにしました。Movingには、僕たち自身が動き回ること、進化・成長すること、それに鑑賞者もスタジオに作った迷路のようなものの中で僕たちが経験したのと同じように動き回る、という３つの意味が込められています。
短期間でしたが、本当に充実したプロジェクトになったと思います。
夜は各チーム集まって、ちょうど満開となった代々木公園でお花見・打ち上げ！
本当に濃密な１週間だっただけに、これで海外のアーティストやみんながそれぞれに帰ってしまうのが寂しいなぁ、、、と思ってしまったり。。。
特に同じチームで一緒に悩んだり考えたりした、Siyeonさんと越後さんには大感謝です。

夜の青山。

「+hand」４日目。さらに素材集め、ということで近所で段ボールやら木材をいただいてはスタジオに搬入、、、その姿は青山では異形だったことでしょう。。。
Siyeonさんは作品の中に塩を使う、ということで深夜にタクシーでドンキホーテに乗り付けて、塩を買い占め、、、店員さんには間違いなく不審がられました。。。
ちなみにSiyeonさん、日本の物価の高さにかなり驚いていました。韓国ではタクシーの初乗りは日本円で100円くらいからで、深夜割増もないとのこと。あらためて日本は深夜の交通の便が悪いなぁ、、、と感じるのでした。
そんなこんなで徹夜突入。完徹です。。。

採集。

桜がだいぶいい感じで咲き始めました。
「+hand」３日目。それぞれの視点で「東京の欠片」集めを始めました。
これで「迷路のようなもの」を作ってみようと思っているのですが、、、果たしてどうなるんでしょうか。。。

２日目。

今期最後の横浜・月曜クラス、ということで講評会。これにて今期の全クラスが無事終了しました。
どうにかこうにか一年間つとめることができました。まだまだがんばらないといけないことは多いなぁ。。。

さて、感慨に浸る間もなくワンダーサイト青山での「+hand」に。昼間Siyeonさんと越後さんは渋谷周辺を歩き回っていろいろ見つけたようでした。で、夜遅くまで話し合ってようやく方向性が見えてきた感じ。明日からが楽しみ。