観香倶楽部 #5-2 [ワークショップ / Workshop]
観香倶楽部 #5-1 [ワークショップ / Workshop]

今年も増上寺さんにて、観香倶楽部ワークショップを開催させていただきました。

今回は初めての試みとして、マスミ東京さんにご協力いただいて、軸装作品をお披露目させていただきました。
前回、第4回の観香倶楽部ワークショップで生まれた香りの作品として、約1年かけて10幅のモーションペインティングの掛け軸が仕上がりました。

映像は地下のお石庭に。

参加者のみなさんには、大殿地下・葵の間にてたっぷりと香りを楽しんでいただきました。

そして、作品から受けた印象を香りに変換していただきました。
今回も、みなさんからいろいろな感覚があふれ出てきた結果、、、

ふたつの新たな香りが生まれました。
外が雨もようだったこともあってか、少しあめふりの要素が入ってきたスケッチとなりました。
五浦。

朝、天心記念五浦美術館へ。
思いがけず、浮世絵をじっくりと観る。
午前中から贅沢な時間。

日本美術院研究所跡の脇にあった筆塚。
侍の刀のように、絵描きにとっての筆も魂の通う身体の一部のような感覚なのだと思う。
供養したくなる気持ち、よくわかる。

あらためてもう一度、六角堂から太平洋を眺める。
まだもうしばらく眺めていたかったけど、帰りの電車の時間があるので、この旅はここまで。
五浦・六角堂。

常磐線に乗って五浦へ。
松戸・創美会のみなさんとスケッチ旅行へ行ってきました。

流出から再建された六角堂。

波の音を聴きながらお茶をいただくのは、なによりも贅沢なんだろうなぁ。

海原を眺めつつ、往時の絵描きが見たであろう景色と重ねあわせてみる。