オープンレクチャー。
青山で「生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)」の著者で分子生物学者の福岡伸一さんと、前文化庁長官で文化人類学者の青木保さんのオープンレクチャーに参加してきました。
「生物と無生物のあいだ」を読んで以来、福岡さんのものの見方や考え方に共感をおぼえていたので、直接お話を聞けたのはやっぱり良かったです。
もちろん福岡さんは分子生物学者なので、分子生物学から見たお話なんだけど、それは僕が普段アートに関わりながら感じていた違和感を解き明かしてくれる鍵のようで、非常に興味深かったです。
青木さんのお話から日本の文化行政の現状を垣間見て、、、残念な驚きと共にこれから僕らはどうすべきなのかを真剣に考えさせられました。
文化の価値を実感できないから予算が少ないのか、予算が少ないから文化の価値を実感できないのか、、、僕には予算のことはいかんともしがたいのですが、大げさなことでなくとも文化の価値を実感してもらえるような、そんな生き方をしてゆきたいと思います。
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