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都市論の現在。

夜、国際交流基金で行われた「Rapt! - contemporary art from Japan」の公開セミナーへ。
今年オーストラリアで行われると言うアートプロジェクトのための意見交換、とのこと。この日はそのための公開セミナーの1回目「若者文化・都市論の現在−(ポスト80年代〉のストリート文化から都市再開発まで」。
モデレーターの北田暁大さん、ゲストの三浦展さん、南後由和さんの討論が行われたのですが、やっぱり興味があったのは最近「下流社会 新たな階層集団の出現」というベストセラーを出された三浦展さんが都市とアートをとらえるのか、というところでしょうか。(実は昼間、この本を読みました。まるで一夜漬けの学生みたいですが。。。
やっぱり2時間という時間ではなかなか物足りないというか、、、本を読んだ直後ですし、もっと聴きたいところはあったのですが。。。
パルコに勤めていた三浦さんが語る、渋谷パルコは80年代には終わってた、なんて話は新鮮で面白かったです。
社会学にせよ、マーケティングにせよ、社会の動向を見るのに適しているものの、アートはともすれば個人発生的に、むしろ統計から外れた部分から生まれるものなので、なかなかまとめるのも難しいテーマでしょうが、パッケージ化された都市(○○ヒルズなんて例をあげておられましたが。)には規制ばかりで、新しいアートや文化は生まれないのではないかということ。そして、パッサージュ的な混沌とした場所からこそ都市の文化は生まれるのではないかということでした。
この公開セミナーは違ったゲストとモデレーターを招いて3回まで行われるそうです。また次回も行ってみようと思います。

下流社会 新たな階層集団の出現

下流社会 新たな階層集団の出現

  • 作者: 三浦 展
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2005/09/20
  • メディア: 新書


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イケタ

どうもこんにちは。お元気ですか?腰はいかがですか?腹筋すると家が揺れるとむちゃくちゃなこと言っている人がいましたよ!私の知っている人で変な腹筋をして体をプルプルさせている人がいますよ<笑
私の斜め前に座っている大きなメガネの人とはあとわずかでお別れになってしまうようです。日々いじめられていたのが懐かしく思います。色々とお世話も?したし、お世話にもなったのですが、とても残念です。でも夢を追いかける気持ちが大きいのでしょう。人間人生は1度きりですからね。やりたいことをやるべきだと思います。私にはもうそういうことはできませんが、がんばって日々を楽しいで欲しいものですね。なんかしんみりとなってしまいましたが・・・<笑
あっ、ボボのエサはダイエット食品にしたほうがいいですよ<笑
でわ!
by イケタ (2006-02-24 23:43) 

SAHARA

おはようございます。イケタさん。おかげさまで腰はずいぶん快復しましたよ。でも、いまだに重いものを持ったり腰に負担のかかる場面ではちょっととコワかったりするのですが。。。
ちなみに我が家は腹筋でなくとも、エアコンの室外機の振動とか、何かにつけて揺れます。揺れまくりです。東京で大地震が起きた際には一番に心配していてただけると幸いです。。。

メガネっコ世にはばかると申しまして、、、ご迷惑をおかけしております。。。

また「ボボ」、って。。。
江戸時代この「ボボ」ってあることをさす隠語だったらしいんですよね。おおっぴらには書けないんですけども。。。
いずれにしても我が家のロロは寝るか喰うかの生活なので食べ過ぎには注意しないといけませんね。。。
by SAHARA (2006-02-25 09:18) 

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