水張り職人。
作品の最後の仕上げ、水張りのお時間です。
僕の場合は描き上がってから、パネルではなく、木枠に張ったキャンバスの上に水張りをします。
重さが若干軽く仕上がるのもさることながら、キャンバス部分に生地を張ることで裏から湿気が抜けてくれるのと、パネルよりも角がやわらかく仕上がる、という利点があるのです。
描いている時は波打っていた紙が、ピシッっときれいに伸びるのは気持ちがいいものです。
それにしても、昨日まで家の中の床という床に足の踏み入れ場もないほど絵が広がっていたのが、木枠に張ったことで絵は全て壁に立てかけ。
あまりにスッキリした床を見てると、なんかこれから旅行に行く準備でもしてるみたい。。。
コメント 0