musica mundana
紀尾井ホールへ、「ムジカ・ムンダーナのバッハ」というコンサートへ行って来ました。
武久源造さんのチェンバロをはじめ、演奏も非常に素敵だったのですが、武久源造さんの作られた詩を、声優の麦人さんが朗読すると言う一幕がありまして、その詩がとても美しかった。適した表現が思いつかないのですが、美しさの前に震えてしまう感覚とでもいうのでしょうか。コンサート後にホールから出たら、コンサート前と同じ景色を見ているはずなのに、何もかもが美しく見えました。上手く説明が出来ませんが、美しいとはきっとこういうことなんでしょう。
打ち上げの焼肉屋さんで、武久さんはとても人間らしい、お茶目な方でした。そうやって、全身を使って素直に感じていることが、表現する源になっているのでしょう。身体の中に美しさを湛えている方だと感じました。
帰りに終電に急いで四ッ谷駅に向かったら、改札で河合くんとバッタリ。面白い一日の締めくくりでした。
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