八雲こども美術倶楽部。

不定期で始めた八雲こども美術倶楽部。
初回は近所のお友達を中心に午前・午後と２回とも満員の中、「触れる」という感覚を使って遊んでもらいました。
最後には2m大の和紙に、たくさんの色とめいっぱい触れてもらいます。
こどもたちは体を使いながらの色遊びが楽しかったようで、紙のあちらこちらから様々な歓声が聞こえます。
あっという間の１時間。
こどもたちのエネルギーとパワーに驚いたり、この世界を豊かにかつ繊細に感じ取っていることに気づかされたり。
またいっしょにたくさんの感覚を使って遊んでみたいと思います。
こどもたちとの時間、やっぱり楽しいなぁ～

タグ：八雲こども美術倶楽部

博多にて。

アロマ大学の講座にて生まれた香りを持ち帰り、早速ホテルの部屋にて香りのイメージを描く。
途中休憩を挟みつつ、翌日のチェックアウトまでに10の香り、全てのスケッチが完成した。
ホテルに缶詰、って昭和の文豪とか漫画家さんのイメージだったけど、体験してみるとこれはこれで集中できて楽しい。
本格的な観光は、また今度博多に来た時のお楽しみ。
飛行機で、東京まではあっというま。

アロマ大学 in 福岡

日本アロマ環境協会主催のセミナー、第５回アロマ大学 福岡にて、クリエイション学科の講師をつとめてまいりました。
満員御礼の会場にて、絵画からイメージした香りをみなさんに調香していただいて。
香りそのものから浮かぶ記憶と記憶をつなげながら、10のグループそれぞれの香りが生まれました。
いつも香りを扱う機会の多い方々でも、なかなか香りそのものの表情と向き合うことは少ないようで、香りの面白さに改めて気付いていただけたようでした。
福岡のみなさんの熱心さややさしさにも支えられて、僕自身も充実した時間となりました。

二人展 ３日目 ワークショップ。

会場内で「香りを観る」ワークショップを開催しました。
18種類の精油をかぎ比べて、香りから浮かぶ記憶を元に僕の絵のイメージを調香をします。
今回は2グループに分かれて、みなさん真剣かつにぎやかに楽しんでおられました。
できあがった香りを僕がスケッチして、それぞれの違いをみなさんにも見ていただきます。
みなさんと感覚を使った遊びを共有できるのはやっぱり楽しい。

タグ：佐原和行 × 佐原和人 二人展 京王プラザホテル ロビーギャラリー

絵画と香りのワークショップ

尾山台・中野医院内、美術待合室での展示「七つの香り」の関連企画、「絵画と香りのワークショップ」でした。
今回みなさんにかいでいただいたのは、中野医院へののアプローチに植えてある、またはあった植物の七つの香り、＋３種類であわせて１０種類。
ここからみなさんの感覚で、僕の作品のイメージの香りを調香していただきました。

２グループにわかれて作っていただいた香りを、僕がスケッチさせてもらいました。
同じ作品を見てもそれぞれに違った印象があるのはわかっていても、実際にその違いを見るのは僕にとっても興味深いもの。
みなさんの感覚をお借りして、自分の想像力の外側を見ることができるような気がしています。

たくさんの感覚をしっかり使って作っていただいたこの香りも、今後の変化をしっかり追いかけてみようと思います。

香りと記憶。

今年もTOHOいえラボプロジェクトにて、「香りと記憶」ワークショップを開催しました。
少し精油の種類を増やして、参加者のみなさんには21種類の香りをかぎくらべていただきました。
香りの好き嫌いだけでなく、「重い感じ」「軽い感じ」と、軽重で香りをかぎ分けていらっしゃる方、「上の方で感じられる香り」「下の方で感じたことのある香り」と、ご自身からの高低差で香りをひもとかれる方、それに「こんなにいっぺんに香りを体験できるなんて贅沢～」など、それぞれの感じ方で香りを「観て」いただきました。

みなさんが「観た」香りをもとに、２グループにわかれて調香していただいた香りを僕がスケッチさせてもらいました。
少しずつ記憶のとけこんだ景色を共有させてもらうのは、回を重ねるごとにどんどん楽しい時間になっています。


TOHOいえラボプロジェクト | いえラボだより
http://www.tohoielab.toho-u.ac.jp/report/20180515.html

絵画と香りの往復書簡 ～はなまつり～

目黒の蟠龍寺さんにて、ワークショップ「絵画と香りの往復書簡　～はなまつり～」を開催しました。
ちょうどお釈迦様の誕生日である「はなまつり」の日でもあり、みなさんにはまず本堂にて甘茶のご接待を体験していただき、手を合わせて気持ちを落ち着けてからのスタートとなりました。
部屋に掛かった僕の絵を見て、そこから受ける印象を、香りに置き換えて調香していきます。
今回は副住職・吉田さんセレクトの13種類の精油をかぎ分けて、そこから調香していただいたのですが、これがいつもと違う印象で、またひと味違った景色が見えたように思います。




調香した精油から受けた印象のスケッチ３種。
僕がスケッチをしているあいだ、副住職による法話をお聞きいただいたのですが、仏教を通して見ようとしている世界も、絵画を通して見ようとしている世界も、その方法が違うだけで実は同じなんだということをあらためて認識しました。

ゆっくりと感覚と向き合う時間。
僕自身も充実した時間となりました。

香りと記憶。

本年度もTOHO いえラボプロジェクトにて、「香りと記憶」のワークショップを行いました。
職場体験で参加してくれた中学生たちをはじめとして、地域にお勤めであったりお住まいの方々、下は４ヶ月の女の子から、80代の方まで幅広い参加者にお集まりいただきました。
感じたことを言葉にしてみることで、初めて出会った全くバックグラウンドの違う人たちがワイワイガヤガヤと、楽しい時間を共有してくださいました。
絵を描く、という行為もそうなのですが、香りを表現することもまた、その人そのものが見えてくるように感じました。
素敵な感覚と感覚があわさって、今回はそれぞれ違ったブレンドの４つの香りが出来上がりました。
で、その場で描かせてもらった４つの香りのスケッチ。
みなさんと香りの中での記憶を辿った景色は、このあと時間をかけてどんなふうに変化するのか、また楽しみです。


TOHO いえラボプロジェクト | おもしろ生理学 -香りと記憶- を開催しました
http://www.tohoielab.toho-u.ac.jp/report/20170629.html

香りと記憶。

今年度もいえラボにて、香りと記憶のワークショップ。
今回は、中学生から高齢者まで幅広い世代の方々にお集まりいただき、３グループにわかれて、それぞれの感じた香りを調香していただきました。
その３種類の香りから、僕がその場で描いた３枚のスケッチ。
みなさんの意識下の記憶がつながって、それぞれ変化に富んだ色や形が浮かびあがってきました。
さてこのあと、どのように変化してゆくのでしょうか。

TOHO・いえラボ。

年内最後の香りと記憶のワークショップでした。
それぞれ初対面の参加されたみなさんの自分自身の感覚に関する言葉が飛び交う中、この日生まれた２つの香りのスケッチ。
同じものを全く違う印象で捉えた両グループの調香、かなり面白かったです。

今年は多くの香りが生まれたので、季節とともに変化を追いかけてゆくのがより楽しくなってきました。