帰国の途。
バンコクから朝一で帰国の途へ。
タイでも猫は朝早い。
空港へ向かう電車待ち。
タイの人たちは、この広告みたいにちゃんと手を合わせて「コップンカー」と言ってくれる。
なんか嬉しい。
帰りの飛行機で気軽に見ようと思った映画にじぃ〜んとしてしまう。
油断してた。。。
それにしてもタイもベトナムも、人や街が元気だった。
食べ物ももれなくおいしいし、活力をもらえる夏の旅でした。
ハノイ→バンコク。
カトリーヌ・ドヌーヴも通い詰めたというカフェに、2日ほど通ったところでベトナムともお別れ。
まだまだハノイで見てないところはたくさんあるし、食べてない料理もたくさん。。。
何となく感じはつかめたので、いずれもう一度来たいと思います。
カフェのおじいさんの笑顔がすごく素敵でした。
到着したバンコクの夜景。
今回、タイ滞在は短かったけど本場のタイ料理も堪能しなくては、、、ということで晩ごはんはタイ料理。
予想を裏切らないおいしさ。
スコール。
ずっと豪雨の天気予報に反して晴れていたハノイ。
ようやく予報通りの雨が降り始めた。
東京よりも暑いかと思ってちょっと恐れていたのだけど、朝晩は東京よりも涼しくてすごしやすい気候。
この日はまず一柱寺へ。
その名の通りひとつの柱に支えられたお寺。
外観の渋さとは相反して、内部にはLEDでの電飾がついた仏様。
タイでもそう感じたけど、こちらの仏様は現役で活躍中の感じがする。
一柱寺の裏手にあった椰子の木に刻んであった模様。
どの木にもびっしりと何かが刻んであった。
昨日に続いて旧市街をうろうろしていたら、雨脚が強くなり始めた。
カフェに入って一休みを始めたところで、本場の盛大なスコール。
雨も風も東京で経験する強力な台風よりもよっぽど強いのに、地元の人たちは慣れたもので、風でバタバタする扉は指先でちょっと押さえたらピタッと止まるし、バイクの人たちも合羽を着ていつも通りに走ってる。
お店の人たちも、とてものんびりと構えてる。
僕たちも、お気に入りのフォーとベトナムコーヒーをたのんで気長に待つ。
スコールが小一時間ぐらい降って、ようやく外に出られるようになったので出てみると、ホアンキエム湖が増水して、場所によっては道幅いっぱいに溢れてた。。。
それでもバイクや車はその水の中を走ってくるし、街路樹も根元から何本も倒れて道をふさいでいるのだけど、地元の人は早くも落ちた枝や葉っぱから掃除を始めてた。
東京ではなかなか経験しない雨風なのだけど、地元の人には日常のようで全く動じていなかった。
騒いでいるのは観光客くらい。
すっかり冠水した道を渡ってきたシクロのおじさんが、どうだ乗るか?と「シクロ?」と勧めてきたのには、思わず笑ってしまった。
自然とのつきあい方が上手と言うか、慣れてるなぁ、と思う。
ハノイ。
朝からフォーを食べて文廟へ。
文廟は孔子を祀ってある建物群。
中ではベトナムの伝統音楽の演奏も行われていました。
竹で作られた木管楽器を叩く音が気持ちいい。
ベトナムで最初の大学跡でもあるこの建物、町中の雑踏とは対照的に整って落ち着いている場所でした。
その後、徒歩で世界遺産のタンロン遺跡へ。
この日は日中に歩き回るには暑くて、正北門の前のカフェで休憩。
一服ついたところで、ドンスアン市場へ。
所狭しと商品が並んでいるすき間や上で、ほとんどの店主がお昼寝。。。
シルクの生地や衣料品、ベトナム雑貨がたくさん。
ただ、ベトナムドンの単位が大きいのでそれが安いのか高いのか一瞬戸惑う。。。
ハノイ旧市街。
古い町並みがそのまま残っている混沌としたエリア。
道にはみ出して何か売ってたり、食べてたり、鶏が歩いてたり。。。
通りごとにお菓子だとかおもちゃだとか、金物だったりとか同業のお店が軒を並べてる。
で、ホテルに戻って、夜もフォー。
なんなら一日三食フォーでもいいくらい、どこで食べてもおいしい。
これはフォー・ガー(鶏肉入り米麺)。
好みですだちをしぼって、チリソースみたいなのとか、刻みとうがらしや香草をトッピングしながらいただく。
ベトナム料理は、どれも日本人好みの味だと思う。
Bangkok→Hanoi。
まず到着したのはタイのバンコク。
いろんなものの色使いが鮮やか。
タクシーもピンク。
聖俗入り交じった感じ。
金色の仏様に、ファンタグレープのお供えとか。
仏様もいっしょにこの時代を生きている感じがします。
バンコクもほどほどに、空路ベトナムのハノイへ。
空港から市内へ向かうとだんだん活気づいてくる。
ホアンキエム湖に浮かぶ玉山祠にねそべる守り猫。
玉山祠の中には伝説の大亀の剥製も鎮座しておりました。
ホアンキエム湖から旧市街。
とにかく交通量も多くて元気のいいエリア。
近くのハノイ大教会あたりもガヤガヤしておもしろい。
日が暮れると、路地の奥から広い道まで人が出てきて飲んだり食べたり。
まるで宴会みたい。
たまたま入ったカフェの上のレストランがすごくおいしくて、店員さんおすすめのエビの天ぷらみたいのが最高だった。
店員さんが気を利かせてくれたのか、目の前でベトナム伝統音楽の生演奏。
何だか一気に別世界へ踏み込んでしまった感じ。