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水彩らしさ。

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東京に戻って早速仕事。
というか横浜での授業なんだけど。。。

今日は、ホームページをしっかりチェックした上で、体験にて講座に参加された方がいらした。
かなりしっかり調べていただいたらしく、水彩を専門とするクラス、ということで選んでいただいたようだった。
父が水彩画家であったことなども知っておられた。

確かに、水彩画と言うと油彩の延長での水彩、例えばスケッチとかドローイングとか手軽なものとしてとらえられていることが多いのだけど、表現は他の画材に負けないくらいに豊かで奥深い。
道具でいえば手軽に始められる画材だけど、追求すればするほど面白みのある画材でもある。

ただ、水彩を専門とする作家は少ない、というかほぼ皆無なので、油彩を専門とする先生が水彩も教えているのが実情といったところ。

こうして水彩らしい表現を求めていらしていただける受講生がいることは、僕にとって嬉しくもあり、また気が引き締まる。
専門家として、これ以上光栄なことはない。
伝えられることは、最大限伝えていきたいと思う。